NAS製品を購入しようと計画している事を以前記事に書きました。
NAS(Network Attached Storage)とはつまり、
ネットワーク接続ストレージの事を指す。
PCを介さずにネットワークに直接ぶら下がるハードディスクだと思って頂ければいいと思う。
Naotenとしては録画アニメデータや撮影した写真の保存の他、
仕事用のデータのバックアップと一元管理を兼ねてNASの購入を検討している。
直前まで候補にしていたのがこちらの商品。
アイ・オー・データの
RAID 6対応 ビジネスNAS 「LAN DISK XV」 8.0TB HDL-XV8.0だ。

2TBの専用ハードディスクが4基搭載されている為、RAID6での運用が可能。
(RAID6の場合は実質使用可能な領域は4TBとなる。)
これのウリとしては前述のRAID6の他、
UPS(無停電電源装置)との連動機能やアクセス権限の設定等、
企業の中で使用していく中で堅牢な機能を有している。
また外部からの電源のON/OFF、通知メールの送付、
クラウド(DropBox)との連携等の面白い機能もある。
んが、値段も企業向けで定価136,290円。
NTT-Xでかろうじて10万円を切り、99,763円。
おまけにもし専用HDDが壊れた場合は交換となる訳だが、
これが1本AMAZON価格で39,013円である。
2TBで39,013円とか言って恐ろしすぎる!!?
戦々恐々としていた所、
PCの半組立キット(ベアボーンキットと言う)等で有名なShuttleから、
市販の3.5インチHDDが使用可能な安価なNASキットが発売された情報をキャッチした。
その名もShuttle
NASキット「OMNINAS KD20」まず見てもらうと解るが、
業務用の無骨なイメージがない。
むしろオサレ。HDDは市販の3.5インチHDDを2つまで装填可能で、
1つのスロットで認識できるHDDの最大容量は4TB。
使用出来るRAIDはストライピング(RAID0)、
ミラーリング(RAID1)、スパニング(JBOD)の3つ。
ストライピング(RAID0) | 2つのHDDにデータを分散して書き込む。 堅牢性は皆無だが非常に高速。 |
ミラーリング(RAID1) | 2つのHDDにそれぞれまったく同じデータを書き込む。 堅牢性は高いが使用出来る容量が半分になる。 |
スパニング(JBOD) | 2つのHDDを仮想的に1つのHDDとして見せる。 RAID0にイメージが近いが2つのドライブに同時に書き込まないので高速ではない事、 2つのHDD容量の少ない方に統一されるRAIDと違い合算されると言う利点がある。 |
HDDは付随しないが今HDDは再び値下げ傾向にあるので、
流通量が多く安価な3.5インチHDDを使用出来る利点は心強い。
主な仕様は以下とある。(取説から引用
• Embedded Linux搭載
• Microsoft® Windows® 、Mac OS に対応
• 4TB HDD 2 台を搭載可能
• USB 3.0 ( 前面)
• ( フラッシュ、外付けHDD、ハブ、プリンタ、デジタルカメラ等)
• SD カードリーダ
• RAID 0、 1、 JBOD、シングル HDD サポート
• 消費電力 ( スタンバイ/ 操作時) 9W/15.5W
• 排熱効率をあげるアルミニウムシャーシ
• USB Wi-Fi 対応 (別売オプション)
• ビデオストリーミングが可能なメディアサーバー
• 簡単HDD 設置とワンボタンHDD ホットスワップ
• PC を必要としないBT ダウンロード
• ウルトラサイレントファン搭載
• 排熱効果のある2.5mm 厚アルミを合わせたエレガントデザイン
上記には無いがiTunesサーバー機能も利用可能。
またUPSとの連動は無いので、
停電になった際に不在や就寝中の場合、
仮にUPSと接続していてもブッツリ行きますが、
HDD3.5インチで安価な事を盾にRAID1構成にしておいて、
「HDDが壊れたら壊れたでしょうがねぇ、せめて2基同時に壊れるなよ?」作戦で行くしか無い。
(寝ていた場合はBTダウンロード機能を使っていない限りはアクセスも無いだろうし、
そうそう壊れないと思うけれど。)
発売は10月1日だったと言う事でまだ間もない為に情報が不足していますが、
遅くとも11月末くらいまでにはNASを購入したいので
他製品と比較しつつOMNINAS KD20の購入を前向きに検討しているNaotenだったのでした。
関連サイト「これは本当に簡単」――気合いが伝わるShuttle入魂のNASキットが登場Shuttle NAS(OMNINAS)(公式サイト)