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GoogleChromeの最新バージョン、 23.0.1271.64が公開されている。 今回のバージョンアップでの変更点は大きく3つある。 ひとつはGPUによる動画再生支援に対応し25%の電力消費量の削減、 ひとつは15件の脆弱性の修正、 そして最後のひとつはトラッキング拒否設定の追加である。 トラッキング拒否は [設定]→[詳細設定を表示...]→[プライバシー]の中にある、 [閲覧トラフィックと一緒に「トラッキング拒否」リクエストを送信]にチェックを入れれば設定完了だ。 ![]() FireFox等では1年以上まえに実装されている機能。 で、 そもそもトラッキングとはなんぞえ?と言えば、 早い話がWEBの閲覧履歴みたいなものである。 それが特定のサイトを訪れると勝手に記録、利用され、 例えばその人にふさわしい広告を表示する等の使い方をされる。 広告と言うのはターゲットを絞ることが大切で、 女性向け化粧品の広告を、男性ユーザーに見せてもあまり意味が無い。 その点、トラッキングを用いれば、 そのユーザーの行動に基づいた適切な広告が出せるのである。 例えば最近、自動車保険の更新が目前のNaotenはソニー損保を閲覧した訳だが、 その結果、瀧本美織が広告に出まくる様に。 楽天市場も閲覧したNaogenは、楽天市場の広告も出るようになった。 さらに閲覧した商品のIDも記憶されているらしく、 直近で見た商品まで晒される始末。
自分の情報が収集されたり利用されるのは気持ち悪い。 これは当然の考えであり、トラッキング拒否設定とは、 そう言った情報を収集すんな!!と言う意思表明設定である。 さて、ここで疑問に思うのは、 FireFoxの開発元であるMozillaと違い、 Chromeの開発元であるGoogleは広告収入でもっている会社である、という点だ。 FireFoxに遅れる事1年で実装されたのはもちろん、 そう言った収入に関わる部分があるからなのだろうし、 トラッキング拒否機能がついた事は素直に喜ぶべき点なのだろうけど、 それでも今回Chromeが取った行動は、Googleの本質を考えると一見矛盾している。 で、あれこれ調べてみて、 どうにもトラッキング拒否(Do Not Track)はあくまで努力目標であり、 絶対服従しないといけない訳ではない、と言う事らしい。 だからChromeも導入するに至ったのだろうか? 実際、こんなニュースもある。 米ヤフー、IE10の「Do Not Track」初期設定を無視する方針を表明 (ITProの2012/10/29のニュース) 張子の虎もいいとこだろこれ(ーー; ノートンなんかではトラッキングクッキーを一種のウィルス、 スパイウェアと判断して消せるみたいだけれど、 Naotenの使っているESETではそう言った機能はないみたいだし、 それでもまぁ、ダメ元で、と言うわけで GoogleChromeのトラッキング拒否をONにしつつ、 経過を見守りたいと思うのでした。 |
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