そしてそれをよく吟味もせずに取り上げるまとめ系サイトも多い。
消費税率、来年4月に8%…首相が意向固める
安倍首相は11日、消費税率を来年4月に現行の5%から8%に予定通り引き上げる意向を固めた。
増税が上向いてきた景気の腰折れにつながることを防ぐため、3%の増税分のうち約2%分に相当する5兆円規模の経済対策を合わせて実施する考えだ。経済対策は、2013年度補正予算案と14年度予算案の一体的な編成や、減税を柱とする税制改正で対応する。
読売オンライン
でも、根気よく情報を見ていると、
安倍首相と菅官房長官は消費増税とデフレ脱却を秤にかけて、
消費増税がデフレ脱却(景気上昇)の妨げになるならば増税はしない、
とずっと言い続けている事はよく解る。
(しかし逆に内閣の他の大臣や与党は消費税増税を推進している。)
そう言った事情も伝えずに、
言ってない事をさも言ったように伝えるのは果たしてどうなんだろうか。
これでは世論も増税やむなしと言う論調になってしまうのではないか。
これに対して同日(共に12日の記事)、菅官房長官は以下とコメントしている。
消費増税や経済対策の規模、何も決まっていない=官房長官
官房長官は「引き上げるかどうかは首相の判断」とし、増税による経済下押しの影響を緩和するための経済対策について「規模など申し上げるのは控えたいし、まだ全く決まっていない」とした。
菅官房長官は「首相が(消費税を予定通り)引き上げるという判断をした事実はない」と否定。
ロイター
どちらの記事が合っているか間違っているかそれは判らないけれど
なぜ一つの事象に対して2つの見解が示された記事が存在するのか。
(ロイターは定例会見の内容を記事にしてるのでこれに関しては信ぴょう性が高い。
なぜ外資系のロイターがより真実に近いのだろうか?)
情報発信者はいわゆる「飛ばし記事」は辞めて、
確実な裏をとって、もっと自覚をもって真摯に情報を発信してほしい。
(誤りが後日発覚したならば記事の訂正や謝罪、再発防止の努力をすべきだ。)
こんなツイートも。
@smith796000 @seiponbanzai さっそく読売新聞本社に電話確認しましたが、「会見などではなく、複数の読売新聞記者による独自の取材で得た情報です。記者名や取材元を明かすことはできません。」とのこと。何度も確認しましたが、「首相本人の発言」とは言いませんでした。
— MMasao (@m_masao1228) September 12, 2013
@smith796000 菅官房長官も今朝の定例会見で「首相が引き上げを決断した事実はない。10月上旬に判断する」と否定されました。新聞の一面で事実でないことを事実としか読み取れないように書くような新聞が「民主主義を支える公共財」を自称するなんて、あまりに国民をバカにしています!
— MMasao (@m_masao1228) September 12, 2013
飛ばし記事ならまだかわいいもので、そこに政治的誘導があるなら言語道断。
無いとは思うけどそんな人々を惑わす新聞社があるならなくなっていいと思います。
ハッ!
あ、あれ?なんか憑依してた!!?
て、テヘペロ!(イメージアップ