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髭とネイティブと

ラバオで釣りをしていたら、唐突にTellが入った。


「お久しぶりでござる。」


懐かしい口調。

その口調に、あの出会いの記憶が蘇った。 ある日、Naoten、こと、ネイティブアメリカンがツェールン鉱山に入ると、
全裸でコウモリと戦う髭が居た。

余りに危ないので、一緒にPTを組み、共闘した。

髭にとってその男は、
長いヴァナ・ディール生活において、初めてのフレンドとなったそうだ。

着なくなったブロンズ装備一式を髭にプレゼントした。

髭は全裸ではなくなった。

「拙者は、侍になるのが夢でござる。」

そう言った3レベルの戦士は、
のちにタイタンサーバーを代表するLSのリーダーにまでなるとは、
その時のネイティブアメリカンには知る由も無いことであった。

それが今から、7年前。

髭とネイティブアメリカンの出会いであった。

「元気でござったか?」

姿を絶えず隠しているNaotenは、少しばつが悪くなりながらも、
元気であった事、今でもゆったり、FF生活を送っている事を伝えた。

「それは何よりでござった。初めてのフレンドが、今もFFを続けているのは、
 とても感慨深いものでござる。」

そんな言葉を受けてネイティブはいう。

『オレは、このヴァナ・ディールで生き急いでないから、
 毎日、やる事がたくさんあるんだ。だからきっと、辞めることはないと思うよ。
 そうそう、今日は釣りに挑戦したよ、さっきスキルが10になったんだ!』

髭は

「ほぉ、それはおめでとうでござる。(^^」

と言った。

それからいくつもの話をした。
ネイティブはアフマウよりはプリッシュ派であること、
髭は子供が生まれて、それで最近はFFにほとんど入れなくなった事を。

子供が生まれて…か。

7年。

その重みを実感した。


プリッシュ
Naoten画

これからも、急がず、自分のペースで、
この世界を楽しもう。

そう笑い合って、髭は昼飯に落ちていった。

この世界もまだまだ捨てたものじゃない。

ひと時の邂逅をなつかしみながらそうほくそえむと、
釣り道具をしまったネイティブアメリカンも静かに、ログアウトするのであった。

tag: FFXI

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