ようやくNASの選定が完了しました。

最後まで火花を散らしたのは
バッファローとI-OデータとShuttleでしたが結果は意外なモノになりました。

(以下、追記へ。)
 
それぞれ赤字で示したところが、
もっともNaotenが注目した要素。

バッファローで気になった機種
LS-QVL/R5

LS-QVLR5.jpg

・専用HDDx4(付属)
・ターボコピーが使える場合71.9MB/sの転送速度。
・外出先からのWEBアクセス機能。
・DLPA NAS Lv.3に対応し著作権データの移動が可能。
・写真共有サイトFlickrとの連動機能。
・Eye-Fiとの連動機能。
・RAID10が使用可能。
・BitTorentクライアント機能
・Webサーバー機能
・接続PCが全て終了すると自動電源OFF、1台でも起動すると自動電源ON機能。
・iTunesサーバー機能

価格は
16TBモデルでAMAZON価格170,034円。
12TBモデルでAMAZON価格135,815円。
8TBモデルでAMAZON価格101,626円。
4TBモデルでAMAZON価格58,630円。



特に心惹かれるのがEye-Fiとの連動機能。
現状、この機能を持っているのはバッファロー製品だけ。

71.9MB/sってのはbps換算にすると575.2Mbpsに相当する。
無線LANを経由する一番遅い通信環境では407Mbpsだったので、
そこから考えれば必要十分。


I-Oデータで気になった機種
HDL-XR

HDL-XV.jpg


・専用HDDx4(付属)
・転送速度不明。(これの上位機種が65.1MB/sなのでそれよりは少ないか)
・インターネット経由でアクセスが可能なリモートリンク機能。
・DropBoxとの連動機能。
・ユーザー毎のアクセス権、フォルダ容量制限等詳細設定可能。
・RAID6が使用可能。
・USB機器を共有して使える機能。
・ActiveImage Protector 3.0 Desktop Editionを3アカウント添付。
・接続が一定時間無いと自動的にスタンバイになる機能。
・リモートから制御し起動する機能。
・DLNAサーバー機能。


12TBモデルでAMAZON価格170,774円。
8TBモデルでAMAZON価格111,028円。
4TBモデルでAMAZON価格72,273円。
(NTT-Xストアだと12TB167,926円、8TB99,763円、4TB66,632円と結構安い。)


Shuttle
OMNINAS KD20

OMNINAS KD20

・HDDベイx2(別売り。安価な3.5HDDを利用可能。)
・75MB/sの転送速度。
・外出先からのWEBアクセス機能。
・RAID1が使用可能。
・BitTorentクライアント機能
・iTunesサーバー機能
・DLNAサーバー機能。

本体価格がAMAZON価格15,799円。
3TBHDDが約1万円なので6TB構成で総額約3万6千円。
4TBHDDが約2万円なので8TB構成で総額約5万6千円。

75MB/sはbps換算で600Mbps。







バッファローのLS-QVL/R5はEye-Fi連動が羨ましすぎる他、機能が最も多い。
しかし金額が最も高い。
そして個人的にバッファロー製品は信頼度が低いので要注意。

I-OデータのHDL-XRは機能はそこそこだがソフトウェア周りが強い。
ユーザーごとのフォルダアクセス権や容量制限が可能。
特にフォルダレベルでの容量制限設定が可能なのが凄い。
金額はバッファローと大差ないが若干安い。

ShuttleのOMNINAS KD20は兎に角安い。
バッファロー、I-Oデータ共に専用HDDの為、
HDDが壊れた際の金額が高いのが困るが、
こちらは3.5インチHDDを利用可能で安く済む。
ただし機能は最低限で、特にHDD2ベイ構成なのでRAIDが1までしか組めず堅牢性に疑問が残る。
(個人ユースであれば問題ないとは思うけれど、
 今回のNaotenは業務用のデータを格納する用途もあるので問題有り。)


予算は10万、最低8TBは欲しい。
(RAID6やRAID10にすれば半分の容量になるため。)

そうするとまず、
機能的に申し分ないバッファローが選定から外れ、
I-OデータはNTT-Xストア購入で一応、予算の範囲に入るが、
UPSの購入も視野にいれると10万を超えてしまうし機能の割には高すぎる。
Shuttleは予算的に申し分ないが、
肝心のRAIDが1までしか組めない為、信頼性が低すぎる。


なん…だと!?
つまり現状、Naotenを満足させるNASが無い、と言う事なのか!!?

馬鹿な…そんな馬鹿な…。


わなわなと震える手でマウスを操り、
ネットの海を掻き分け、ついにNaotenは新たなる情報に行きついた。


それが海外メーカー製品である。
そうなのだ。
NAS文化に関しては海外に一日の長がある。

ここを調べないで何がNAS選定だ!!


そして行き当たったNAS。
それがQNAP Turbo NAS TS-419P IIだった。


QNAP
TS-419P II


TS-419P II

・HDDベイx4(別売り。安価な3.5HDDを利用可能。)
・109MB/sの転送速度。
・RAID6可能。
・FTP サーバー機能
・WEBサーバー機能
・ユーザー毎のアクセス権、フォルダ容量制限等詳細設定可能。
・接続が一定時間無いと自動的にスタンバイになる機能。
・リモートから制御し起動する機能。
・DLNAサーバー機能。
・BitTorentクライアント機能
・QPKGと言うアドオン拡張で様々なツールのインストールが可能。
 (例えばiTunesサーバーやメールサーバー等も追加で導入できる。一部のQPKG紹介ページ


これで本体のAMAZON価格46,070円。
3TBHDDが約1万円なので12TB構成で総額約7万6千円。
4TBHDDが約2万円なので16TB構成で総額約12万6千円。
である。

転送速度も109MB/sと言う事でbps換算で872Mbpsだ。

Eye-Fiサーバー機能が無い事が悲しいが
QPKGのアドオン拡張の開発環境が配布されており有志があれこれ挑戦している模様。

まだ実現には至っていないらしいが、
非常に将来性があると感じた。

それとオムロンUPSと連携が出来ないのも痛手だが
(オムロンのUPSは安価なのに正弦波に対応している。)
CyberPowerと言う海外メーカーのUPSが比較的安価で正弦波に対応し、
またQMAPでも動作対象リストに入っていたのでこれで代用できそうだ。

海外製品と言う事で気になるのは言語や保証の問題だが、
製品は日本語マニュアル付き、
システムの動作言語も日本語が選択可能で、
設定画面等も日本語となる。

保証に関しては日本の正規代理店の株式会社フォースメディアが対応してくれると言う事で、
これらに関しても問題は無いだろう。


QNAP ターボNAS!君に決めた!!

そう叫ぶと同時に、むしろQNAPのNASのプロユースである
TS-469Proを買おうか迷うくらいのNaotenであったのでした。



おまけ。

QMAPのTS-469Proはヤバイ。
例えば転送速度なんか221.8MB/s、つまり1774Mbpsに達する。
(LAN回線は2本使っているのでそんなに速度でても無意味って場合は
 887Mbpsで別々のネットワークに接続するなんて使い方も可能。)

その他にもISOデータマウント機能とか、
メモリが+2GB(2,000円程度の市販品)で合計3GBまで増設が可能だったりとか、
他のPCの共有フォルダをTS-469Pro上にマウントして、
共有フォルダの一元管理が出来たりとか…。

ただこちらはAMAZON価格79,800円。
と値段も少しお高くなり、予算的に注意が必要である。
(HDDを別途購入する必要が有るため、12TB構成で12万、16TB構成で16万円となる。)

 

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