アナログゲームライフ013 2人用ゲームを求めて
ボードゲームはプレイ可能な人数に幅がある事が多い。
2-6人用だとか1-5人用だとか箱等に書いてある。

こちらはカルカソンヌの箱。
しかしどのゲームも「最も面白くなる人数」と言うものがある様に思う。
例えば3-4人と言うプレイ人数が設定されている「カタンの開拓者たち」は
バリアントルールで2人プレイ、通常ルールで3人プレイ、
そして最大人数である4人プレイのそれぞれで遊んでみた限り、
4人プレイが一番戦略が必要で楽しく感じた。
とまぁそんな訳で、
Naotenの持つゲームのほとんどは3~4人で最も真価を発揮する様に感じるので
ここはいっちょ2人プレイで最も真価を発揮するゲーム、
或いは、2人プレイ専用のゲームを入手したいと考えた。
いつも3人も4人も友人達が集まるとは限らないのである。
(以下、追記へ。)
まずは情報収集。
世の中は広いもので、探していた2人専用ゲームはおろか、
ソロプレイ専用のゲームまで見つけてしまった。
ソロプレイ用のゲームでもいくつか気になるものもあったが
それは別の記事に譲るとして今回は2人用を探そうと思う。
候補に上がったのはこの辺り。
アグリコラ:牧場の動物たち 日本語版

2012年発売 ウヴェ・ローゼンベルク作。
かの有名なアグリコラの2人プレイ専用バージョンです。
欲しいゲームとしてアグリコラを挙げている記事。
→(関連記事)アナログゲームライフ008 今、欲しいボードゲーム(201506)
もちろん既存のものを単純に2人用にした訳ではなく
ルールレベルで見直しや簡略化が図られているそうで、
プレイ時間も大幅に短縮されているそうです。
ただ物足りない部分もあるそうで、
そのあたりは拡張セットが補っているとの事です。
その為、拡張セット込みだと少々費用がかさむ。
パッチワーク

2014年発売 ウヴェ・ローゼンベルク作。
(アグリコラの作者でもあります。)
布きれを仕入れて繋ぎ合わせ1枚の大きな布を完成させ、
その完成度を競うゲーム。
パッと見た最初の印象はテトリス(^^;
(実際、テトリスで出てくるブロックの様な形をした布きれもある。)
勝利点(ゲーム中では「ボタン」)を消費して勝利点に繋がる布きれを買うと言う形式で、
布きれには購入に必要なボタンコスト、配置に必要な時間コスト、
布切れの形、布切れ上にプリントされている(勝利点や収入に繋がる)ボタンの数などに違いがある。
対戦相手とどの布切れタイルを取るか?の駆け引きをしつつ
より多くの勝利点を稼いでいく。
(マイナス点も多いので如何にマイナスを取らないかも重要そう。)
もう買う一歩手前まで行ったのですが、
リプレイ性の部分で予想もつかなかったので買うにしても少し情報を収集する事にしました。
ガイスター

初版1982年発売 アレックス・ランドルフ作。
プレイヤーはそれぞれ良いオバケ4体、悪いオバケ4体の計8体を所持、オバケの良い悪いは対戦相手には非公開。
8体のオバケを盤上の自軍エリアの好きな位置に配置してプレイ開始。
プレイヤーは自分の手番で自分のオバケを1つ、前後左右1マスだけ移動させる事が出来、
自分のオバケを相手のオバケの上に乗せれば相手のオバケを盤上から取り除く事が出来る。

数十年前、来日したアレックス・ランドルフが将棋等から着想を得たとの事。
勝利条件は
・自分の良いオバケを1つ相手陣地の最奥端から脱出させる。
・自分の悪いオバケを4つ全て取らせる。
・相手の良いオバケを4つ全て取る。
のどれか。
相手のオバケの属性が判らないが放っておけば脱出されてしまうし
突破させまいと取ってしまうと悪いオバケの可能性がありたたらを踏む。
相手の心理状況、性格等を読み合って、裏の裏をかく心理戦を楽しむゲーム。
値段も手頃だし買う寸前まで行くも
AMAZONでオバケコマの出来がーと言うレビューを見て踏みとどまる。
(良いオバケ悪いオバケが特定されては駄目なゲームでコマの不一致は危険。
同時に解決策も掲載されては居ましたが。)
こんどどこかで実物を見てからにしようかな……と。
BATTLE LINE

2000年発売 ライナー・クニツィア作。
二人用カードゲームの傑作の1つと呼ばれるゲーム。
(同作者の作品では酔いどれ猫のブルースを所持。)
6つの色毎に1~10までの数字が1つずつ存在する軍勢カードの他、
10種類の戦略カードと呼ばれるカードも存在する。
軍勢カード、戦略カードをそれぞれシャッフルし山札を別々に作る。
各プレイヤーに軍勢カードの山札から7枚ずつカードを配りゲーム開始。
場には9つのフラッグが横並びに立っており、
各プレイヤーは自分の手番でそのフラッグの前に1枚、軍勢カードを出す。
出したら軍勢カードの山札か、戦略カードの山札から1枚カードを引いてターン終了。
軍勢カードは各フラッグ前に3枚まで出す事が可能で、
3枚の組み合わせによってポーカーのような役が出来る。

両者とも役を作り終えたら役の強さで勝負し、
勝った方がフラッグを奪取する。
隣接した3つのフラッグを奪えば「突破」で勝利。
隣接しない場合、5つのフラッグを奪えば「包囲」で勝利となる。
また、軍勢カードを出す代わりに戦略カードを出す事も出来る。
戦略カードはゲームを覆す能力があるスペシャルなもので、
軍勢カードの様にフラッグの前に出せるタイプ、
フラッグに特殊な効果を与えるタイプ、
(霧:このフラッグで完成した役は全て無効になり戦力の合計値で勝負する。等)
場に出して効果を発動するタイプの大別して3種類ある。
余りに強力なので相手の使用回数より1回多くしか使えない。
初期の段階ではどちらも未使用なのでどちらも1回プレイ可能。
変わったルールとして
片方の役が完成したがもう片方の役はまだ完成していないフラッグにおいて、
もう片方がどんな役を作っても勝てないと証明できれば、
相手が3枚起ききる前でもフラッグを奪取出来る。
と、ここまで書いて何なのですが、
実際にこのBATTLE LINEを週末にプレイする事が出来た。
ナニコレ超面白いんですけどー!!
その後やりたい熱が業火のように燃え上がり、
早速、入手しようと試みるも、
2007年に日本語版が出るもそれが売り切れて以降は
国内の流通が壊滅的な状況になっておりテンバイヤーによる価格攻勢が。

左が海外輸入盤、右が日本語版。ちなみに定価は税抜き2,000円です。
うん、もうこれはアレだな!!
必殺の個人輸入だな!!

テンバイヤーに払うくらいなら俺はリスクを取るぜ!!

実際安い。
送料込みで3,600円ほどだった。
という訳で、米AMAZONでBATTLE LINE購入。
現在、日本に向かって進軍を開始した所の様です。

到着は来週の木曜日っぽい。
また友人と遊び次第、レビューを書きたいと思います。
良いアナログゲームライフを。
それではまた!

2人用ゲームの傑作といえばもう一つ、米ソ冷戦を再現したトワイライトストラグル。
色々と難易度高そうなので今回は除外しましたが、いつかこれも遊びたいな。
左から「アグリコラ:牧場の動物たち」とその拡張の「アグリコラ:牧場にもっと建物を」、パッチワーク、ガイスターの順。
米AMAZONのBATTLE LINEの商品ページ。
2-6人用だとか1-5人用だとか箱等に書いてある。

こちらはカルカソンヌの箱。
しかしどのゲームも「最も面白くなる人数」と言うものがある様に思う。
例えば3-4人と言うプレイ人数が設定されている「カタンの開拓者たち」は
バリアントルールで2人プレイ、通常ルールで3人プレイ、
そして最大人数である4人プレイのそれぞれで遊んでみた限り、
4人プレイが一番戦略が必要で楽しく感じた。
とまぁそんな訳で、
Naotenの持つゲームのほとんどは3~4人で最も真価を発揮する様に感じるので
ここはいっちょ2人プレイで最も真価を発揮するゲーム、
或いは、2人プレイ専用のゲームを入手したいと考えた。
いつも3人も4人も友人達が集まるとは限らないのである。
(以下、追記へ。)
まずは情報収集。
世の中は広いもので、探していた2人専用ゲームはおろか、
ソロプレイ専用のゲームまで見つけてしまった。
ソロプレイ用のゲームでもいくつか気になるものもあったが
それは別の記事に譲るとして今回は2人用を探そうと思う。
候補に上がったのはこの辺り。
アグリコラ:牧場の動物たち 日本語版

2012年発売 ウヴェ・ローゼンベルク作。
かの有名なアグリコラの2人プレイ専用バージョンです。
欲しいゲームとしてアグリコラを挙げている記事。
→(関連記事)アナログゲームライフ008 今、欲しいボードゲーム(201506)
もちろん既存のものを単純に2人用にした訳ではなく
ルールレベルで見直しや簡略化が図られているそうで、
プレイ時間も大幅に短縮されているそうです。
ただ物足りない部分もあるそうで、
そのあたりは拡張セットが補っているとの事です。
その為、拡張セット込みだと少々費用がかさむ。
パッチワーク

2014年発売 ウヴェ・ローゼンベルク作。
(アグリコラの作者でもあります。)
布きれを仕入れて繋ぎ合わせ1枚の大きな布を完成させ、
その完成度を競うゲーム。
パッと見た最初の印象はテトリス(^^;
(実際、テトリスで出てくるブロックの様な形をした布きれもある。)
勝利点(ゲーム中では「ボタン」)を消費して勝利点に繋がる布きれを買うと言う形式で、
布きれには購入に必要なボタンコスト、配置に必要な時間コスト、
布切れの形、布切れ上にプリントされている(勝利点や収入に繋がる)ボタンの数などに違いがある。
対戦相手とどの布切れタイルを取るか?の駆け引きをしつつ
より多くの勝利点を稼いでいく。
(マイナス点も多いので如何にマイナスを取らないかも重要そう。)
もう買う一歩手前まで行ったのですが、
リプレイ性の部分で予想もつかなかったので買うにしても少し情報を収集する事にしました。
ガイスター

初版1982年発売 アレックス・ランドルフ作。
プレイヤーはそれぞれ良いオバケ4体、悪いオバケ4体の計8体を所持、オバケの良い悪いは対戦相手には非公開。
8体のオバケを盤上の自軍エリアの好きな位置に配置してプレイ開始。
プレイヤーは自分の手番で自分のオバケを1つ、前後左右1マスだけ移動させる事が出来、
自分のオバケを相手のオバケの上に乗せれば相手のオバケを盤上から取り除く事が出来る。

数十年前、来日したアレックス・ランドルフが将棋等から着想を得たとの事。
勝利条件は
・自分の良いオバケを1つ相手陣地の最奥端から脱出させる。
・自分の悪いオバケを4つ全て取らせる。
・相手の良いオバケを4つ全て取る。
のどれか。
相手のオバケの属性が判らないが放っておけば脱出されてしまうし
突破させまいと取ってしまうと悪いオバケの可能性がありたたらを踏む。
相手の心理状況、性格等を読み合って、裏の裏をかく心理戦を楽しむゲーム。
値段も手頃だし買う寸前まで行くも
AMAZONでオバケコマの出来がーと言うレビューを見て踏みとどまる。
(良いオバケ悪いオバケが特定されては駄目なゲームでコマの不一致は危険。
同時に解決策も掲載されては居ましたが。)
こんどどこかで実物を見てからにしようかな……と。
BATTLE LINE

2000年発売 ライナー・クニツィア作。
二人用カードゲームの傑作の1つと呼ばれるゲーム。
(同作者の作品では酔いどれ猫のブルースを所持。)
6つの色毎に1~10までの数字が1つずつ存在する軍勢カードの他、
10種類の戦略カードと呼ばれるカードも存在する。
軍勢カード、戦略カードをそれぞれシャッフルし山札を別々に作る。
各プレイヤーに軍勢カードの山札から7枚ずつカードを配りゲーム開始。
場には9つのフラッグが横並びに立っており、
各プレイヤーは自分の手番でそのフラッグの前に1枚、軍勢カードを出す。
出したら軍勢カードの山札か、戦略カードの山札から1枚カードを引いてターン終了。
軍勢カードは各フラッグ前に3枚まで出す事が可能で、
3枚の組み合わせによってポーカーのような役が出来る。

両者とも役を作り終えたら役の強さで勝負し、
勝った方がフラッグを奪取する。
隣接した3つのフラッグを奪えば「突破」で勝利。
隣接しない場合、5つのフラッグを奪えば「包囲」で勝利となる。
また、軍勢カードを出す代わりに戦略カードを出す事も出来る。
戦略カードはゲームを覆す能力があるスペシャルなもので、
軍勢カードの様にフラッグの前に出せるタイプ、
フラッグに特殊な効果を与えるタイプ、
(霧:このフラッグで完成した役は全て無効になり戦力の合計値で勝負する。等)
場に出して効果を発動するタイプの大別して3種類ある。
余りに強力なので相手の使用回数より1回多くしか使えない。
初期の段階ではどちらも未使用なのでどちらも1回プレイ可能。
変わったルールとして
片方の役が完成したがもう片方の役はまだ完成していないフラッグにおいて、
もう片方がどんな役を作っても勝てないと証明できれば、
相手が3枚起ききる前でもフラッグを奪取出来る。
と、ここまで書いて何なのですが、
実際にこのBATTLE LINEを週末にプレイする事が出来た。
ナニコレ超面白いんですけどー!!
その後やりたい熱が業火のように燃え上がり、
早速、入手しようと試みるも、
2007年に日本語版が出るもそれが売り切れて以降は
国内の流通が壊滅的な状況になっておりテンバイヤーによる価格攻勢が。

左が海外輸入盤、右が日本語版。ちなみに定価は税抜き2,000円です。
うん、もうこれはアレだな!!
必殺の個人輸入だな!!

テンバイヤーに払うくらいなら俺はリスクを取るぜ!!

実際安い。
送料込みで3,600円ほどだった。
という訳で、米AMAZONでBATTLE LINE購入。
現在、日本に向かって進軍を開始した所の様です。

到着は来週の木曜日っぽい。
また友人と遊び次第、レビューを書きたいと思います。
良いアナログゲームライフを。
それではまた!

2人用ゲームの傑作といえばもう一つ、米ソ冷戦を再現したトワイライトストラグル。
色々と難易度高そうなので今回は除外しましたが、いつかこれも遊びたいな。
左から「アグリコラ:牧場の動物たち」とその拡張の「アグリコラ:牧場にもっと建物を」、パッチワーク、ガイスターの順。
米AMAZONのBATTLE LINEの商品ページ。