カードゲームPralaya(プララーヤ)。

2週間ほど前に、
イラストを担当されたあさひろさんの画風に惹かれて購入しました。



という訳でその惹かれたパッケージがこちら。

プララーヤ01
いわゆるジャケ買い。まさかボドゲでジャケ買いするとは……。

左が箱の表面で右が箱の裏面です。


(以下、追記へ。)
 


Pralaya(プララーヤ)
プレイ人数:2-5
プレイ時間:1試合15分~30分



プララーヤの説明書の冒頭には以下とあります。

遥か昔
南海には独自の文化により繁栄を極めた島が存在した
優れた知性を持つ国民と美しい自然に恵まれた
平和な生活が永遠に続くかと思われた

しかしある朝、恐るべき悪魔が復活し
島を海に沈め始めたのである

最後の時が迫る中、王は腹心たちに
素晴らしき叡智と美しい命を集め
北の地に脱出する事を命じた


ほうほう?
島が水没する前に貴重なものを集めて脱出するゲーム?

このゲームはカードゲームとなっており、
聖典と呼ばれるカード5枚を除外し、
残り85枚のカードをシャッフルして山札を作ります。

開始時に山札から6列x3段の計18枚を表向きに配置。
その隣に先ほど除外した聖典カードを並べて準備完了。

配置イメージ(■は聖典)
□□□□□□
□□□□□□
□□□□□□
■■■■■

スタートプレイヤーから時計回りに場の18枚からカードを購入していきます。

カードにはコストが設定されており、
毎ターン与えられる3点のポイントを使ってカードを複数枚購入していきます。
ポイントの持ち越しは出来ず、最低1枚は買わないといけません。
(第1ラウンドのスタートプレイヤーとその次のプレイヤーはそれぞれ購入用ポイントが1、2で開始。
 次ラウンドからは通常の3になる。)

プララーヤ02
カードの右上の数字がコスト。
なお各カードにはそのカードが全部で何枚存在しているか書いてある。便利。


聖典カードはポイントでは購入できず、
「通貨」と呼ばれる種類のカードをポイントで購入し、
その通貨カードを一定量捨て札にする事により入手できます。
この辺りはなんとなくドミニオン風味。

聖典は1枚までしか所持できず、
所持時の効果として以降各ターンの購入のためのポイントが3→4になるほか、
ドーニーと呼ばれるカードの勝利点が2倍になります。

で、勝利点と言う話がでたので続けて説明すると
カードには勝利点が設定されており、
カード毎に勝利点の発生方式が違ったりします。
色々な種類がありますが同じ種類のカードを数枚セットにすると
加点されるものがほとんどですね。

手札は5枚まで持てますが
手札に持っているだけではゲーム終了時に勝利点は加点されません。

特定のカードの効果で、
手札から自身の前にカードを伏せなければなりません。
ゲーム終了時に勝利点が加点されるのは伏せられたカードだけ。

んでこの場に伏せると言うのがこのゲームのミソで、
例えば先ほども名前だけでたドーニーと言うカードは手札には入らず、
このカード獲得時に以下の2つから1つを選ぶ必要があります。

「獲得したこのカードを捨て札にして、手札を全て伏せる。」
「ゲームから離脱して、獲得したこのカードと手札を全て伏せる」

どちらを選んでも手札を伏せる事が出来ます。
前者であればそのままゲーム継続。
後者であればそのプレイヤーはそこでゲーム終了です。

早期にゲームを終了する意味は?となると思うのですが
手札を伏せる手段はこのドーニーのほか2種類。
それぞれ7枚、3枚、2枚の合計12枚しかない上に、
手札全てを伏せられるのはドーニーだけ。

最大人数の5名でプレイした場合、手札を伏せられる期待値は2.4回。
ドーニーに至っては期待値1.4回でゲーム中、チャンスは1回程度です。

ドーニー自体が高めの点数なので
ドーニーの点数が2倍になる聖典を入手済みであれば
そこで離脱してしまうのも良いかもと言う考えがある訳です。

カードを購入すると空いたスペースに対し、
山札から新たなカードを配置しますが、
この際「海」と呼ばれるカードを引く可能性があります。

この海は購入不可能のカードの為、
盤面は徐々に海に侵食されていきます。
全て海になったらゲーム終了です。

プララーヤ05
比較的後半の盤面。

潤沢な選択肢があった序盤と違い、
後半は選択肢が限られていくので
役を作るカードを複数入手するのは難しくなります。

また伏せたカードは自身の伏せたものも含めて秘匿情報なので、
どんなカードを何枚落としたのかを記憶しておくのも重要です。


とは言え、今回は最低人数の2人でプレイしたので、
期待値としては6回も手札を場に伏せる事が出来ます。
そうなってくるとかなり得点を稼ぐので、
ドーニーを伏せる事に拠り発生する得点の重要性が相対的に下がる感じがしました。
無理にゲームから離脱するより限界ギリギリまで居残った方が点数を稼げると言う…。

やはりドーニーをめぐる駆け引きが面白いゲームだと思うので、
プレイ人数に応じてドーニー等のカード配合率を変更すると良いと思いました。
(そのあたりプレイ人数毎のカード配分率が
 マニュアルに提唱されていないのは少々残念です。)




ストーリーやルールを読む限りパンデミックの作者の「禁断の島」とか、
放課後さいころ倶楽部の2巻で紹介されていた「インカの黄金」とかが近いのかしら?
と思ってプレイしてみたのですが実際はそんな厳しいゲーム性ではなく、
気軽にプレイできる感じ。

手応えが欲しいのであれば
完全に水没するまで居残るとペナルティが与えられるとか、
記事中にも書いたカードの配分率を変更するとか、
そこはプレイヤーの創意工夫が求められそうですね。
(多少厳しいほうがストーリーに合っている気もしますしね。)

という訳でこれにて次回開催の自宅ボードゲーム会向けで
ルールをイマイチつかめていなかったゲームに関して
全てリハーサルを完了しました。
このゲームに関しても重ゲーの合間の清涼剤として
活躍してもらおうと思っております。
(カード絵が素敵なので文字通り清涼剤になりそう。)

自宅ボードゲーム会の様子はまた後日、記事に致します。
良いアナログゲームライフを!
それではまた。



 

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