あたしの名前はMANA。

雪山から帰還したあたしに待っていたのは、
ギルドからの任務だった。

「とある本」を持ち帰る任務を受けたギルド構成員が戻らない。
至急、現地に急行し、当該ギルド構成員と協力し、任務を遂行する事。

尚、ギルド構成員に作戦遂行の意思がない、
或いは作戦遂行が不可能な場合は、変わりに任務を遂行せよ。

何よりも「とある本」を持ち帰ることが優先される。





本日記は盗賊ギルドクエスト「失われた歴史(Lost Histories)」のネタバレを多く含みます。
閲覧の際には注意して下さい。
あたしは任務を受けて即、Skingradへと旅立った。

この任務の前任者であり、いつまでも戻らないギルド構成員、
セラニスが行方知れずになったのも、このSkingradであるからだ。

任務の重要なカギである「とある本」、すなわち、
グレイフォックスの欲する「タムリエル失われた歴史」と言う本もここにあるはずだ。


盗賊ギルドの目と耳、街の貧困民にセラニスについて聞く。
すると先日、セラニスは逮捕されたと言うのだ。

持ち逃げ、或いは、殺害された可能性を考えていたが、
生きており、そして居場所が解るならば、かえって都合が良い。

無事、本を手に入れたと言うセラニスが、
どうしてマヌケにも捕まってしまったのかは彼の名誉の為に書かないとして、
まず、スキングラード城の牢獄に赴き、彼の救出、
もしくは本の所在を確かめる必要がある。

城に赴き、チップを払うので、囚人と話させて欲しいと看守に言うが、
オカタイ奴らしく、聞く耳を持ってくれない。

看守
看守の鏡だよ…。


さてどうしたものか…と考えを巡らせていると、
城で給仕係を募集している事を耳にした。

早速、募集の責任者に話すと、あっさり合格となった。

こんな盗賊みたいな格好で城内を歩くのもおかしい話…。
彼女に問い合わせ給仕係の服を用意させた。

よーし!んではいくかー!ってあれ?


給仕と言えばメイド!


って、なんじゃコルァ!!?




恥ずかしい…


は、恥ずかしい…。
こんなものしか用意しないとは…。
どうなってんのよあの子は……。


でも、あたしは負けない。

敬愛するあの一味だって、
しょっちゅう変装して虎穴に入っているんだから!


goe_jigen.jpg
イメージ図




スキングラード城前


きたぞー!
来たぞコノヤロー!開けろバカヤロー!!



えへ!
ギギー!バタン

びくぅ!?

門番「ん?新入りか?」

MANA「あ、は、ハイ!あたし、今日から給仕する事になった、MANAです。
   よろしくお願いします!キュピキュピ~~ン!!」

門番「…。あっそ。」

MANA「くっ(いつか殺す…)」

門番「なんか言ったか?」

MANA「い、いえ!なんでもございませんのよ!オホホ!オホホホホ!」


そしてあのオカタイ男の前に帰ってきた。


看守

看守「ポカ~~~ン……………。」


給仕ですが何か?

MANA「給仕ですが何か?」


看守「え、だってお前…この前来た………。」




給仕メイドですが何か!!?



「給仕メイドですが何かっ!!?」

看守「ひぃぃ!?ど、ドウゾ、は、運んでくれ飯を…。」


中に入る。
おかしい、事前の情報では3人捕まっているはずが、
1人しか見当たらない。

捕まっている男


その1人に話を聞くと、
囚人は定期的に拷問室に連れて行かれる…との事であった。

1回目、2回目と連れて行かれ、傷だらけになって戻り、
3回連れて行かれたものは、決して戻らないと言う。

隣の独房に居たセラニスと、同じ部屋に居たアルゴニアンの男も、
今しがた3回目の連れ出しを受けたとの話であった。

一体彼らはドコに?


ふと違和感を感じて地下牢の廊下を見ると、
点々と続く血痕があった。


牢屋に奥が!?


廊下の突き当たりの奥…まだあるのね道が?


石壁の横にはスイッチがあり、奥へ通じる通路が口をあけた。


さらに続く血
さらに続く血


この先…ね。

胸騒ぎがする…急がなきゃ。




まだ血は続いている



洞窟を抜けると、ワインセラーに出た。

血が途絶えてる??



大きなワイン樽の前で血が途絶えていた…。

ここ…ね?


感の赴くまま、壁に掛かった燭台を引き下げる。


カチッ


大きな音と共に、ワイン樽が開閉した。


これだけの大掛かりな仕掛け…。

まさか城主が知らないなんて無いわよね…。


あたしは奥歯を噛み締めた。


ははーん!ここね!
まさかのワイン樽大作戦



ワイン樽を抜けてさらに奥へ行くと、
妙に色白の女が、何かを解体していた。


それが誰で、どういう状況か。
そんな事は全て、あたしの第六感が指し示していた。


見間違うはずがない、取り違えるはずはない。


あれは─────!!


吸血鬼!!!!

次の瞬間あたしは、折りたたみ式の弓をスカートの中から取り出した。


弓メイド
弓メイド。


あたしの中の、負の感情が爆発する。


狙い撃つぜ


…………………!!!

声にならない声が爆ぜ、
弓はまっすぐと飛び、吸血鬼の脳天に突き刺さった。


狙った獲物ははずさない





吸血鬼と、少し前までは命があったと思われるセラニスの躯が転がっていた。


さぞ無念だったでしょうね


さぞ…無念だったでしょうね。
あたりにはセラニスや、他の囚人から搾り取ったと思われる血が、
ワインのビンに詰められてたくさん置かれていた。


セラニスの躯を見ながら、
同時に、本への手がかりが途絶えてしまった事も思い出す。

困った…。


「ぉ~~ぃ」


この先どうすれば…?


「お~~い!お嬢ちゃんこっちだ!助けてくれ!」


MANA「あれ?貴方は…。」


アミューゼイ「俺だよ俺!アミューゼイだよ!アンタと盗賊ギルド入りを掛けて戦った!」


MANA「元気…そうには見えないわね…。そうだ貴方。セラニスと同じ牢屋だったんでしょう?『本』について何か聞いてない?」


するとアミューゼイはにっこり笑ってこう言った。

アミューゼイ「その話なら、ここから出してもらったらゆっくりするぜ!」





こうして、あたしとアミューゼイは秘密裏に城を抜け出した。




脱出
アミューゼイ「こ、こうかいお嬢ちゃん?」
MANA「違う!こうよ!こう!!!」
城を抜け出している途中の図。



その後、「いくらで買う?」と言ったアミューゼイをボコボコにし、
本の場所を吐かせ、無事、任務は達成となった。

死を予感していたセラニスは、
少しでも本がギルドの手に渡る可能性にかけ、
アミューゼイに本の有りかを話したらしい。

アミューゼイは今回の件で盗賊ギルドに再び熱い想いを持ったようで、
無事、試験に合格、ギルド構成員になったそうだ。


そしてあの吸血鬼…。
Skingradの伯爵は吸血鬼だと言う噂…。
あながちハッタリでも無いのかもしれない。




吸血鬼…。
あたしにとっては辛い心の傷(トラウマ)だ。



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