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Oblivion日記 vol.22 チャンピオンと鎧とあたし

あたしの名前はMANA。
盗賊ギルドで情報を得て、戦士ギルドで剣技を得た。

軽装

今は名声を得る為、そして剣の腕を確認する為にアリーナに所属した。

アリーナの頂点に立つには20名もの闘士に勝ち抜き、
そしてその後、10年間無敗のグランドチャンピオンに勝たねばならない。


本日記は闘技場クエストのネタバレを一部含みます。
閲覧の際には注意して下さい。



多数の敵と絶えず戦ってきたあたしにとって、
何でも有りとは言え、一対一の闘技大会など、
どうと言う事は無かった。


その為、次々と敵を撃破、
あたしは順調にランキングをあげて行った。

しかし、グラディエーターのランクになってまもなく、
あたしに洗礼が待ち構えていた。


対戦相手として連れてこられたのは、
死刑囚3人組だったからである。

あたしに勝てば、釈放されると言う事で、
彼らは死に物狂いで襲い掛かってきた。


まさかのジェットストリームアタック
縦に3列になり遅い来る。
これが噂のジェットストリームアタック!?



剣を持つリーダー1人と、素手の2人だ。

素手?

その程度であたしがやられるわけないのに…。

群がる三人
素手2名に殴らせ様子を見る剣士。


ポコペチポコ

あはは、いたいいたい(^^;
その程度であたs…

ボコッ

うっっ

あたしが負けるわ…

ベキッ

あぐぅつ

圧殺
い、いい加減にしろおまえら~~~~!!!



あたしが気づいた時には、
既に事態は取り返しの付かない事になっていた。

素手と言うのは確かに、大して痛くないのだ。

だが、素手の最大の特徴は、
攻撃に追加して、「スタミナを奪う」と言う特性であった!


スタミナが…
上から体力、魔力、スタミナ。

スタミナが少ないと、あたしの攻撃は軽くなり、
大した攻撃が放てなくなる。

そもそも攻撃をするだけでスタミナが減少する為、
攻撃し続けるのも注意しなければならないのだが、
時間で少しずつ回復していくスタミナを、
ちょこちょこ削られる事がこんなにツライ事だとは、
思いもよらなかったのである。

ぐえ
そしてこの包囲網…。


なんとか距離を取らねば!
移動し続ければスタミナの回復速度は落ちるが、
あのまま殴られてスタミナを奪われてもしょうがない。

三人を突破し、距離を保ち、肩で息を整える。

ぜぇはぁぜぇはぁ!!……ふぅふぅ…ふぅ……スゥ~~…ハー…。

ピタッ。


行ける!!!

あたしは力を込めた大きな一撃を素手の1名にたたきつけた。
ほどなく倒れる1人目。


ようやく一人撃破
やっと1人目…。


1人減ればこちらのものである。
続いてリーダー格の剣士を集中攻撃する。


二人目撃破
引き続き2人目を撃破。
背後からの攻撃が嫌らしい。



なんとか2人目も撃破。


しかしここまでにだいぶダメージを受けていた。
死にそうだが流石に

とは言え、敵はもう残り1名。
闘技場で慣らした対戦相手ならばいざ知らず、
素手で襲い掛かる囚人1名に遅れを取るあたしではない!


3人目
ようやっと3人目を撃破。

ついに3人目撃破!!


ほうほうの体で闘技場を後にしたあたしであった。




それから数週間後。
数々の敵を倒し続け、ついにあたしはチャンピオンになった。






そこで10年間無敗のグランドチャンピオンに
挑む権利を得ることが出来た。

無論、戦う事は権利であり義務では無い。

しかしながら、頂点に立たねばここにきた意味が無い。

あたしはグランドチャンピオンに挑む、
特別戦の開催を申請した。

オウインによると、
グランドチャンピオンとの戦いでは、
闘着を着て戦わなくともよく、好きな装備で戦えとの事。


あたしはボロボロの鎧を思い浮かべたが、
薄着の闘着よりはマシと、
戦士ギルドを戦い抜いたあの鎧を纏った。

そしてついに申請が受理され、
あたしのアリーナでの最後の戦いが始まった。

アイアンメイデン
アイアンメイデン。それがあたしのアリーナでの通り名だ。

ゲートが開き、最後の戦いが始まった。
彼は確かに10年無敗だったかもしれない。

だが、それはあたしには関係の無い話だ。


だってあたしと彼は、
今まで一度も戦った事が無かったのだから。



激戦
のっけから激しい攻防が繰り広げられる。


確かに。と、あたしは思った。

劣悪な環境で戦ってきた今までのどんな相手よりも。
グランドチャンピオンは明らかに強かった。

こんなに戦いやすい場で戦っているのに、だ。


会心の一撃はことごとく防がれ、
彼の攻撃をやっとの思いでガードする。

一進一退の攻防。

だが、彼には10年もの間の衰えがあった。

一瞬、足の引きが遅れた!?

勝機はここしかない!!!!


閃く剣撃
その一撃、人生で最高の一撃。


数々のフェイントの中に織り交ぜた本命の一撃を見切り、
その下に潜り込み、あたしは渾身の一撃を繰り出した。


バシュ~~~!!!


鮮血があたしの顔に噴きかかる。

勝った!!
あたしは勝利を確信した。







だが。


グランドチャンピオンは倒れなかった。



10年。


その月日が彼に衰えを運んできたと同時に、
その月日がまた、彼に倒れられない想いを抱かせた。



「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!」

彼の怒号が聞こえる。
だがあたしの視界は鮮血により一瞬さえぎられていた。


ザシュッ!!
ゴォォォオッ!!
ズヴァッ!!

全身に強烈な一撃をあびる。
また一撃、また一撃。

あたしは乱舞を受け、大きく吹き飛ばされた。

吹っ飛ばされ
ふっとばされ、地面に叩きつけられる。



グッ!?
全身が悲鳴を上げた。

やっとの思いで立ち上がったあたしは、
ようやく眼の血をぬぐい、
そして、信じられない光景を見た。

彼はそのまま地面に倒れていた。


意地。


ただ勝ちはくれてやらない。

そういった信念をあたしは感じた。








その刹那であった。




ガチャ~~~ン!!







MANA「え?」




限界
ブラックウッド商会との戦いで、武器も防具も、修復不能にまで破損が進んでいた。



歓声が、あたしの勝利を祝うと同時に、
奇異な光景をあざ笑っていた。



赤面
赤面


嗚呼・嗚呼ああ・あああ・・・・あああ・・あ!!?



う、嘘!!?

おぉ!?おぉおおお!!

おおおおおお!!!!!


あたしはとっさにチャンピオンの鎧を脱がした。






奪取
全てをごまかすが如く。


しょ、勝利!!



勝利
新たなグランドチャンピオンの誕生。
だがしかし、その背中は妙にすすけていた。



こうしてあたしは、
アリーナの頂点に立ったのであった。


だが、予想外の事件も起きた。
武器と防具を新調せねば…。


あたしは次の目標を見据えたのであった。







おまけ。




グランドチャンピオンになったあたしがアリーナをでると、
謎の男が接近してきた。


熱狂的なファン1

などと抜かす。

こう言った小僧にはどう答えるべきか…。


熱狂的なファン2
是非上を選びたい所だが…。


こう言ったストーカー男は、余り無愛想に応対しても、余計に粘着する。

ここはあえて一度付いて来いと言って見よう…。

熱狂的なファン3


誤算だった。


こいつ、本当にどこまでもついてきやがる!!?


熱狂的なファン4



あたしは意を決して彼にこう言った。


「そこでずっと待っていろ。」


熱狂的なファン5


一ヵ月後、同じ場所を遠くから見ると、
彼はそこに立ち続けていた。



テッ、テヘッ!(*´д`*)





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