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Oblivion日記 vol.24 ローズを探して

あたしの名前はMANA。

盗賊ギルドで情報網、戦士ギルドで剣技、
そしてアリーナで名声を得た。

前回あたしはMARIONから、父の形見の武器がある事を聞いた。

だけどMARIONが知っているのは「北方」と言う所までであり、
肝心の詳細な場所は、義母さんが知っていると言う。

そこでまず、義母さんの住居のある、
ブルーマ郊外へと足を運んだ。

そう、あたしが幼少期を過ごした場所だ。


育ちの家
義母さんはいるかしら…。


屋敷に入るが人の気配は無い。


ただ、入った瞬間、違和感を感じた。

それは屋敷内のいたる所に武器や防具が置いてあったことだ。


装備1
女性もののキュイラス。子供の頃には屋敷内に武器や防具は置いていなかった。



「義母さん?ローズ義母さん??」


気配は無いが、だが、声をかけない訳にもいかない。

さらに屋敷を探索する。


装備2
そう言えば昔、軍に所属していたと言っていたっけ。


チェストの前に、地下室へ降りるふたがあった。

子供の頃よく義母さんに、
「子供はここから先に入ってはダメ。」

と言われていた場所だ。


もう子供じゃない。

いいよね?義母さん。


地下へ降りると、更に物々しく武具が散見された。

装備3
棍棒とロングソード。

装備4
矢。


武芸百般だと昔本人が得意げに話していたが、
この武器の拙僧無さ、本当だったのね…。



そのまま歩を進めると、
地下室の突き当たりに机があった。


本
本のタイトルは「MANAへ」だった。


机の上の本のタイトルにギョッとし、
手にとって見る。

義母さんの筆跡で、以下の様に書いてあった。


MANAへ。

貴女がソウル卿の武器を欲している事。
アリーナでの戦いを見て予感し、
そしてMARIONからの知らせで確信に至ったわ。

かの武器は強力すぎるため、
お亡くなりになる直前にソウル卿は、
私に武器の安置をご命令なさった。

安置場所は生前にソウル卿が異界から召喚した魔物達を配置し、
ソウル卿自らが作られた迷宮。

命令を受けた私が武器を安置する際に、
魔物達は無抵抗であったのだけど、
それは武器を安置するまでの話。

武器を安置後、魔物達は容赦なく私に襲い掛かってきた。

当時、現役バリバリだった私だけど、
逃げるだけで精一杯だった。

でも、あの武器を欲している貴女が、
あの迷宮に足を踏み入れるのであれば、
私はつゆ払いをしなければならないでしょう。

貴女はいつまでたったって、
私の大切な子供なのだから。

この手紙を見たならば、地図に示した遺跡に来なさい。

きっと、その頃には、
迷宮内は鼻歌を歌って歩けるようになっているから。

最愛なる娘へ。

ローズ



現役時の義母さんが逃げるだけで精一杯だった!?


そんなの今の義母さんにどうにかなるわけ無いじゃない!!

あたしは地図を握り締めて、屋敷を飛び出した。

羽ペンと金貨とロックピック
机の上には羽ペンと、金貨と、ロックピックと、宝石。この雑多さが、あの人らしいと思う。


抑えられない胸騒ぎ、
それは道中を走り続けているが故か、それとも…。


─────次回へ続く。


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