先日、スケジュールが合わない中、
それでも強引に開催された自宅アナログゲーム会。
本記事はその様子の後半となります。
(実時間的には後半というよりオマケに近い。)
先程までは領土争いで命の取り合いをしていた参加者達。
しかし同じ釜の飯を食った以上、我らはブラザーである。
そんな中、最後にプレイしたのが
協力型のボードゲーム「サルガッソーからの脱出 Reborn」でありました。

(以下、追記へ。)
20時にSCYTHEを終了した我々であったが
ダラダラと片づけと食事を終えると22時になっていた。
もう残り時間僅か。
そんな訳で軽量級でワイワイやれる「サルガッソーの脱出」をプレイする事にした。
キャラクターシートを裏向きにしてシャッフル。
1人1枚ずつシートを選択し操作キャラクターを決定。
結果は
プリさん:キャプテン
全体的に能力高め HPを仲間に譲渡できる特殊能力有り
2x4さん:ニヒル
全キャラ最高の操縦値 元エースパイロット
Naoten:チビ
能力は平均 チビだけが行き来できるダクトでショートカット移動可能
ココさん:プリンセス
能力は低い 応援能力により同部屋に居る仲間のダイスを1度振り直し可能
リアルよろしく4人で休憩室で談話していると、それは突然起きた。
船体への突然のダメージである。
場所はどこだ!?と悲鳴をあげる4人。
ダイスをチビ役のNaotenが4つ振ると、出た目は1、2、5、5。
いきなりエンジン室が故障しナイトクラーケン号は急停止。

1つの部屋に2回ダメージが発生するとその部屋の設備は故障する。
5が2回でたのでエンジン室が故障。ナイトクラーケン号は活動を停止した。
その時我々はようやく、
船がいつのまにかサルガッソー宙域に迷い込んでしまっていた事に気づいたのであった。
手番はキャプテンを操作するプレイヤーから時計回りとなる。
1stプレイヤーのプリさん、「俺の船がー!?」とばかりにエンジン室へ急行。
辛くも修理に成功し、ナイトクラーケン号は推力を取り戻す。
2ndプレイヤーの2x4さんはニヒルを休憩室から操縦室へ移動させ
操縦の値でダイス。
見事成功が3つ。
通常、観測ゲージと同じ値までしか進められない脱出ゲージであるが、
ニヒルの特殊能力であるアクロバット飛行により
観測ゲージ(初期値2)の1つ先である3マス目まで脱出ゲージを進ませた。
そして3rdプレイヤーのNaoten。
ここまでのアクシデントで再びエンジン室が故障。
これはイカンとチビを急行させて消火活動にあたるも1つしか取り除けず。
まぁ、とりあえずエンジン自体は息を吹き返したので一安心ではあった。
4thプレイヤーのココさん。
操縦室での操縦や緊急回避、
観測室での観測を補助する為にプリンセスを操縦室方面へ移動。
他のキャラのサポートであるが最後の手番なのが若干厳しい所。
先を読む力が試される。
エンジン室の故障こそあったものの無難な立ち上がり。
これは行けるんじゃないか?と言う期待があったが、
問題はプリさんの第二手番で起きた。
アクシデントダイスを2つ振り、少ない方の目が3であった。
3、すなわち観測値が1つ下がる、と言うアクシデントであった。
観測値が下がろうが別に死ぬわけでもあるめぇ?
と誰もが思った。僕も思った。
しかし観測値が1下がった結果、危険域がイエローゾーンに到達。
アクシデントダイスにて今まで
「ダイス2個振って数値の少ない方を適用」で良かったものが
「ダイス1個振って結果を適用」になる。
甘く見ていたがこれがかなり厳しい。
火災に次ぐ火災、小惑星の襲来、宇宙海藻の発生……。
これはまず危険域をグリーンに戻すのが先決だ!
それに気づいたのは、ようやく問題をある程度解決し
船体のHPが半分ほどまで減った時であった。
再三のエンジン室の出火を食い止め終わったチビ(Naoten)は
HPを削ってスペシャルアクションで2歩移動し
エンジン室から休憩室へ入った後、観測室へダクトを伝って移動。
観測を行いなんとか成功しナイトクラーケン号の進むべき道を見つけ出す。
これにより危険域はイエローからグリーンに。
しかし船体のHPは既に半分を切っていた。
「このままじゃジリ貧だ!!」
問題も解決した今、力を蓄え、
一気呵成に脱出する事を提案した。
しかしそこで襲いかかってきたのが小惑星である。
小惑星の処理は時間制限がある関係で
どうしても無理を押した行動をせざるを得なくなる。
HPを削りつつ巧みな操縦さばきで小惑星を回避するニヒル(2x4さん)!
しかしそこで足踏みをしていた結果、さらにアクシデントが積み重なる。
僕はプリさんの
「こ、これ、正常なルールでやってるんです?
何か間違えてませんか?」
と言う言葉が忘れられない。
仮に得意な作業でなくても取り掛からねばならず、
HPが減っていても消費せねばならず、
四の五の言ってられない状況になってきた中、
確かな希望はプリンセス(ココさん)の応援能力だった。
応援はプリンセスのHPを消費して
他プレイヤーの失敗したダイスのみを振り直させる非常に強力な能力である。
しかし、プレイヤーはプリンセス以外に3人。
助けられるのは基本的に同じ部屋に居る仲間だけである。
あれ?これもしかしてプリンセスと言うキャラが地雷なのか??
そんな事をふと思った中、気づけば、船体のHPは残り2。
いよいよ死へのカウントダウンが始まった。

ヤバイヨヤバイヨ。
小惑星が近づく。後数手番の内に緊急回避せねばならない。
ニヒル(2x4さん)が操縦桿に取り付くも船が言うことを聞かない。
そう、直前で、エンジン室が今日何回目からの故障に見舞われていたのだ。
満身創痍のチビ(Noaten)がエンジン室へ急行。
1つだけでも故障を除去できればとりあえず急場をしのげる所、
なんとまさかの大失敗!!
故障が増え、ダメージを負うと言う最悪の展開に。
青ざめたニヒルが指折り数えて言った。
「あ、これだめだ、衝突だ。」
その頃にはエンジン室だけでなく
操縦室も故障していた。
ナイトクラーケン号が推力を取り戻すには後数手番が必要で
この時点でそれが解決不可能な事象である事が判明した瞬間であった。
こうして我々は、
サルガッソーの藻屑となるのでありました。
結局、ナイトクラーケン号は最初に3ゲージ進んだだけと言う
それ以前にプレイした時よりもひどい結果に(;´д⊂)
プリさんじゃないけどこれ本当にクリアできるんか??
と言う難易度ではありますが
ゲームも軽いし協力プレイで騒げるので
パーティーゲームとして優れていると思います。
時間は23時。終電間近の人も居たし明日仕事の人も居たし
これ以上のプレイは出来ないと判断。
これにて今回の自宅アナログゲーム会はお開きとなりました。
全体で見れば結局、4ゲーム中、2ゲームしか遊べずではありましたが
まぁ、もとより全部遊べる気はしていなかったのでやむなしかと思います。
(SCYTHEのルールを把握しきれて無かったのが痛かったですスイマセンヽ(;´д`)ノ)
今回参加の皆さん、急に開催が決まった結果、
1日、2日前の連絡になってしまい申し訳ありませんでした。
次回はもうちょっとスケジュール的に余裕を見て遊びましょう!
遊びきれなかったゲームもその時に!
雨が降りしきる中、参加者を駅や自宅に車で送り届けて帰宅、
本日の激戦を思い出して満足げな笑みを浮かべた僕は、
そのまま倒れ込むように眠りにつくのでありました。
良いアナログゲームライフを!
それではまた!
それでも強引に開催された自宅アナログゲーム会。
本記事はその様子の後半となります。
(実時間的には後半というよりオマケに近い。)
先程までは領土争いで命の取り合いをしていた参加者達。
しかし同じ釜の飯を食った以上、我らはブラザーである。
そんな中、最後にプレイしたのが
協力型のボードゲーム「サルガッソーからの脱出 Reborn」でありました。

(以下、追記へ。)
20時にSCYTHEを終了した我々であったが
ダラダラと片づけと食事を終えると22時になっていた。
もう残り時間僅か。
そんな訳で軽量級でワイワイやれる「サルガッソーの脱出」をプレイする事にした。
プレイキャラ決定
キャラクターシートを裏向きにしてシャッフル。
1人1枚ずつシートを選択し操作キャラクターを決定。
結果は
プリさん:キャプテン
全体的に能力高め HPを仲間に譲渡できる特殊能力有り
2x4さん:ニヒル
全キャラ最高の操縦値 元エースパイロット
Naoten:チビ
能力は平均 チビだけが行き来できるダクトでショートカット移動可能
ココさん:プリンセス
能力は低い 応援能力により同部屋に居る仲間のダイスを1度振り直し可能
始まりはいつも突然に
リアルよろしく4人で休憩室で談話していると、それは突然起きた。
船体への突然のダメージである。
場所はどこだ!?と悲鳴をあげる4人。
ダイスをチビ役のNaotenが4つ振ると、出た目は1、2、5、5。
いきなりエンジン室が故障しナイトクラーケン号は急停止。

1つの部屋に2回ダメージが発生するとその部屋の設備は故障する。
5が2回でたのでエンジン室が故障。ナイトクラーケン号は活動を停止した。
その時我々はようやく、
船がいつのまにかサルガッソー宙域に迷い込んでしまっていた事に気づいたのであった。
キャプカッツ急行
手番はキャプテンを操作するプレイヤーから時計回りとなる。
1stプレイヤーのプリさん、「俺の船がー!?」とばかりにエンジン室へ急行。
辛くも修理に成功し、ナイトクラーケン号は推力を取り戻す。
2ndプレイヤーの2x4さんはニヒルを休憩室から操縦室へ移動させ
操縦の値でダイス。
見事成功が3つ。
通常、観測ゲージと同じ値までしか進められない脱出ゲージであるが、
ニヒルの特殊能力であるアクロバット飛行により
観測ゲージ(初期値2)の1つ先である3マス目まで脱出ゲージを進ませた。
そして3rdプレイヤーのNaoten。
ここまでのアクシデントで再びエンジン室が故障。
これはイカンとチビを急行させて消火活動にあたるも1つしか取り除けず。
まぁ、とりあえずエンジン自体は息を吹き返したので一安心ではあった。
4thプレイヤーのココさん。
操縦室での操縦や緊急回避、
観測室での観測を補助する為にプリンセスを操縦室方面へ移動。
他のキャラのサポートであるが最後の手番なのが若干厳しい所。
先を読む力が試される。
防戦一方のクルー達
エンジン室の故障こそあったものの無難な立ち上がり。
これは行けるんじゃないか?と言う期待があったが、
問題はプリさんの第二手番で起きた。
アクシデントダイスを2つ振り、少ない方の目が3であった。
3、すなわち観測値が1つ下がる、と言うアクシデントであった。
観測値が下がろうが別に死ぬわけでもあるめぇ?
と誰もが思った。僕も思った。
しかし観測値が1下がった結果、危険域がイエローゾーンに到達。
アクシデントダイスにて今まで
「ダイス2個振って数値の少ない方を適用」で良かったものが
「ダイス1個振って結果を適用」になる。
甘く見ていたがこれがかなり厳しい。
火災に次ぐ火災、小惑星の襲来、宇宙海藻の発生……。
これはまず危険域をグリーンに戻すのが先決だ!
それに気づいたのは、ようやく問題をある程度解決し
船体のHPが半分ほどまで減った時であった。
チビ奔る
再三のエンジン室の出火を食い止め終わったチビ(Naoten)は
HPを削ってスペシャルアクションで2歩移動し
エンジン室から休憩室へ入った後、観測室へダクトを伝って移動。
観測を行いなんとか成功しナイトクラーケン号の進むべき道を見つけ出す。
これにより危険域はイエローからグリーンに。
しかし船体のHPは既に半分を切っていた。
「このままじゃジリ貧だ!!」
問題も解決した今、力を蓄え、
一気呵成に脱出する事を提案した。
小惑星襲来とニヒル
しかしそこで襲いかかってきたのが小惑星である。
小惑星の処理は時間制限がある関係で
どうしても無理を押した行動をせざるを得なくなる。
HPを削りつつ巧みな操縦さばきで小惑星を回避するニヒル(2x4さん)!
しかしそこで足踏みをしていた結果、さらにアクシデントが積み重なる。
僕はプリさんの
「こ、これ、正常なルールでやってるんです?
何か間違えてませんか?」
と言う言葉が忘れられない。
プリンセス、我らの命に灯を
仮に得意な作業でなくても取り掛からねばならず、
HPが減っていても消費せねばならず、
四の五の言ってられない状況になってきた中、
確かな希望はプリンセス(ココさん)の応援能力だった。
応援はプリンセスのHPを消費して
他プレイヤーの失敗したダイスのみを振り直させる非常に強力な能力である。
しかし、プレイヤーはプリンセス以外に3人。
助けられるのは基本的に同じ部屋に居る仲間だけである。
あれ?これもしかしてプリンセスと言うキャラが地雷なのか??
そんな事をふと思った中、気づけば、船体のHPは残り2。
いよいよ死へのカウントダウンが始まった。

ヤバイヨヤバイヨ。
サルガッソーからの未脱出
小惑星が近づく。後数手番の内に緊急回避せねばならない。
ニヒル(2x4さん)が操縦桿に取り付くも船が言うことを聞かない。
そう、直前で、エンジン室が今日何回目からの故障に見舞われていたのだ。
満身創痍のチビ(Noaten)がエンジン室へ急行。
1つだけでも故障を除去できればとりあえず急場をしのげる所、
なんとまさかの大失敗!!
故障が増え、ダメージを負うと言う最悪の展開に。
青ざめたニヒルが指折り数えて言った。
「あ、これだめだ、衝突だ。」
その頃にはエンジン室だけでなく
操縦室も故障していた。
ナイトクラーケン号が推力を取り戻すには後数手番が必要で
この時点でそれが解決不可能な事象である事が判明した瞬間であった。
こうして我々は、
サルガッソーの藻屑となるのでありました。
そして宴は終焉へ
結局、ナイトクラーケン号は最初に3ゲージ進んだだけと言う
それ以前にプレイした時よりもひどい結果に(;´д⊂)
プリさんじゃないけどこれ本当にクリアできるんか??
と言う難易度ではありますが
ゲームも軽いし協力プレイで騒げるので
パーティーゲームとして優れていると思います。
時間は23時。終電間近の人も居たし明日仕事の人も居たし
これ以上のプレイは出来ないと判断。
これにて今回の自宅アナログゲーム会はお開きとなりました。
全体で見れば結局、4ゲーム中、2ゲームしか遊べずではありましたが
まぁ、もとより全部遊べる気はしていなかったのでやむなしかと思います。
(SCYTHEのルールを把握しきれて無かったのが痛かったですスイマセンヽ(;´д`)ノ)
今回参加の皆さん、急に開催が決まった結果、
1日、2日前の連絡になってしまい申し訳ありませんでした。
次回はもうちょっとスケジュール的に余裕を見て遊びましょう!
遊びきれなかったゲームもその時に!
雨が降りしきる中、参加者を駅や自宅に車で送り届けて帰宅、
本日の激戦を思い出して満足げな笑みを浮かべた僕は、
そのまま倒れ込むように眠りにつくのでありました。
良いアナログゲームライフを!
それではまた!