アナログゲームライフ115 グレート・ウエスタン・トレイル拡張 北部への道
先日プレイして2x4さんにフルボッコにされたグレート・ウエスタン・トレイル。
その拡張、「グレート・ウエスタン・トレイル拡張 北部への道」を入手しました。

パッケージのオッサン力は若干弱まる。
(以下、追記へ。)
「北部への道」と題されている通り、
シカゴやニューヨーク等、北東部への道が開放された拡張です。
基本ボードの上部に新たな拡張ボードを連結させます。

拡張された北部ボード(赤枠)。ボードの拡張は個人ボードにも及ぶ(青枠)。
また、実は既存ボード上にも覆いかぶさっていて、駅数や名称、ボーナスが調整されている(緑枠)。
今までは牧場経営者としてカンザス近郊へ輸送するだけで済みましたが、
アメリカの工業化に伴い、より遠くまで出荷する必要性が出てきた様です。
その為、牧場経営者も会社経営者として各地に支社を設け、
効率よく牛を運送する必要が出てまいりました。
個人ボードに追加された新タイルは、
この「支社」を管理するモジュールとなりますし、
北部ボードも支社をメインに設置するボードとなります。
またコレに伴い、既存ボード上の出荷先の位置が見直され、
今まで上端の一番右端にあったサンフランシスコが左上に移動。
(代わりに旧サンフランシスコの位置にはニューヨークが。)
カンザスからの距離を表す概念としてのみあった駅の位置が、
割と実際の地理に則した配置となりました。
また以下の11番目と12番目の新建築物(表裏あるので計4種類)を確認。
11a面はこんな性能。

反対側の11b面はこんな性能。

11aに関してはたったの2金で災害を1つ取り除けるのが強く、
また、勝利点25と言う非常に強大な勝利点を持ちます。
ただ建築コストも12と異常ですけども(^^;
災害タイルには勝ち点ついてますので
2金で取りまくって勝ち点稼ぎつつこいつも得点凄いぜ、と言う。
まぁとにかく勝利点に特化した建物ですね。
11bに関しては災害タイルの数分、
列車を進ませる事が出来るので、
職人プレイでおざなりになりがちな列車の進行への大きな1手になるかも知れません。
12aに関してはこんな。

12bに関してはこんな。

どちらも3コストなので職人プレイじゃなくても頑張れば建てられそうな気配ですけど
12aは支社3つ設置毎に現れるベル1つに付きと言う事で
最大で5つ出る可能性があります。支社プレイならば有用そう。
12bに関しては職人分コインを得て支社を1つ出せる。
職人プレイでこそ真価を発揮しますかね。
お次は新たな駅長タイル6枚。

最後は北部ボード上に並ぶ新要素「中都市タイル」。

これは中都市に最初に支社を設けたプレイヤーが獲得でき、獲得時に即効果が発動する。
うわー。無料で建築できるタイルがあるぅぅぅ。
新たなコンポーネントとか取説を一通り読んでみて思い浮かんだのは
「バランス調整」と言う言葉。
まず建物追加で職人プレイの様々な可能性が向上しています。
中都市タイルの配置運によっては高額な建物も無料で建てられる可能性もありますね。
また新要素の支社プレイが基本的に出荷力に依存している点で、
カウボーイプレイの底上げとも取れるかも知れません。
一方で、技師に対する強化はほとんど見受けられず、
むしろ支社プレイせずに到達できるメイン線路上の都市数が
10→8に減少している為、獲得できる総点数が減っているかも知れません。
これら新要素を受けて、
果たしてどういったプレイ感覚、プレイバランスになるのか、
変更点等色々と見極めつつ、
先日のリベンジも兼ねて近日中にまた遊んでみたいと思います。
良いアナログゲームライフを。
それではまた!
記事執筆時点で、右の拡張の方が高いと言う逆転現象が発生している。
その拡張、「グレート・ウエスタン・トレイル拡張 北部への道」を入手しました。

パッケージのオッサン力は若干弱まる。
(以下、追記へ。)
「北部への道」と題されている通り、
シカゴやニューヨーク等、北東部への道が開放された拡張です。
基本ボードの上部に新たな拡張ボードを連結させます。

拡張された北部ボード(赤枠)。ボードの拡張は個人ボードにも及ぶ(青枠)。
また、実は既存ボード上にも覆いかぶさっていて、駅数や名称、ボーナスが調整されている(緑枠)。
今までは牧場経営者としてカンザス近郊へ輸送するだけで済みましたが、
アメリカの工業化に伴い、より遠くまで出荷する必要性が出てきた様です。
その為、牧場経営者も会社経営者として各地に支社を設け、
効率よく牛を運送する必要が出てまいりました。
個人ボードに追加された新タイルは、
この「支社」を管理するモジュールとなりますし、
北部ボードも支社をメインに設置するボードとなります。
またコレに伴い、既存ボード上の出荷先の位置が見直され、
今まで上端の一番右端にあったサンフランシスコが左上に移動。
(代わりに旧サンフランシスコの位置にはニューヨークが。)
カンザスからの距離を表す概念としてのみあった駅の位置が、
割と実際の地理に則した配置となりました。
また以下の11番目と12番目の新建築物(表裏あるので計4種類)を確認。
11a面はこんな性能。

反対側の11b面はこんな性能。

11aに関してはたったの2金で災害を1つ取り除けるのが強く、
また、勝利点25と言う非常に強大な勝利点を持ちます。
ただ建築コストも12と異常ですけども(^^;
災害タイルには勝ち点ついてますので
2金で取りまくって勝ち点稼ぎつつこいつも得点凄いぜ、と言う。
まぁとにかく勝利点に特化した建物ですね。
11bに関しては災害タイルの数分、
列車を進ませる事が出来るので、
職人プレイでおざなりになりがちな列車の進行への大きな1手になるかも知れません。
12aに関してはこんな。

12bに関してはこんな。

どちらも3コストなので職人プレイじゃなくても頑張れば建てられそうな気配ですけど
12aは支社3つ設置毎に現れるベル1つに付きと言う事で
最大で5つ出る可能性があります。支社プレイならば有用そう。
12bに関しては職人分コインを得て支社を1つ出せる。
職人プレイでこそ真価を発揮しますかね。
お次は新たな駅長タイル6枚。

最後は北部ボード上に並ぶ新要素「中都市タイル」。

これは中都市に最初に支社を設けたプレイヤーが獲得でき、獲得時に即効果が発動する。
うわー。無料で建築できるタイルがあるぅぅぅ。
新たなコンポーネントとか取説を一通り読んでみて思い浮かんだのは
「バランス調整」と言う言葉。
まず建物追加で職人プレイの様々な可能性が向上しています。
中都市タイルの配置運によっては高額な建物も無料で建てられる可能性もありますね。
また新要素の支社プレイが基本的に出荷力に依存している点で、
カウボーイプレイの底上げとも取れるかも知れません。
一方で、技師に対する強化はほとんど見受けられず、
むしろ支社プレイせずに到達できるメイン線路上の都市数が
10→8に減少している為、獲得できる総点数が減っているかも知れません。
これら新要素を受けて、
果たしてどういったプレイ感覚、プレイバランスになるのか、
変更点等色々と見極めつつ、
先日のリベンジも兼ねて近日中にまた遊んでみたいと思います。
良いアナログゲームライフを。
それではまた!
記事執筆時点で、右の拡張の方が高いと言う逆転現象が発生している。