予てから欲しかったヘックメックを駿河屋のセールにて1,780円で購入しました。

ヘックメック_01
イモムシを追え!


(以下、追記へ。)
 



ヘックメック
デザイナー:ライナー・クニツィア
プレイ人数:2-7
プレイ時間:20-30分
対象年齢:8~


開封して取説を取り除くとこんな感じ。

ヘックメック_02


ダイスが8個と16枚のイモムシタイルが入っている。
ダイスは1~5までの各目とイモムシの絵柄が1つの6面。
イモムシタイルは21~36までの数字が1つずつ書いてある。

ルール

16枚のイモムシタイルを数字順に場に並べて準備完了。
年齢が最も若いプレイヤーがスタートプレイヤー。

手番のプレイヤーはダイスを8個振る。
出た目から1種類の目だけ確定させる。
確定させた目を脇に置いて残りのダイスを振り直す。
次の結果からまた1種類の目だけ確定させて脇に置く。
これを繰り返す。

この時、確定させたダイスの目の合計が
獲得できるイモムシタイルの数字と一致する事を目指す。

いくつか注意点がある。

・ある出目を確定させる時、同一のダイス目を全て確定させないといけない。
 (例えば1の目が3つ出た時、1を確定させると決めたなら3つ全部確定させないといけない。)
・確定済みの目と同じ結果の目を再度確定させる事は出来ない。
 (最初に5の目を確定させ、次に振りなおした際にまた5を確定させる事は出来ない。)
・イモムシの目は数値上は5として扱う。
 (でも5の目とは違う目扱いなので5を確定後でもイモムシの目を確定できる。)
・確定させたダイス目の中に1つもイモムシの目が無い場合は
 イモムシタイルを獲得できない。
・振り直したダイス結果の目が、いずれも確定済みの目だった場合は手番失敗。
 その手番でイモムシタイルを獲得できない。
・いつでもダイスを振らない事を選んでも良い。

イモムシタイルが獲得できない状況になっておらず、
ダイス目の合計値が確定したならば、以下の優先順位でいずれかを実行する。

・合計値と同じ数値が書かれたイモムシタイルを場から取る。
・場になく、他のプレイヤーの前にある場合、それを取る。
・合計値より少ない数値が書かれたイモムシタイルを場から取る。
・どれも満たす事が出来ずイモムシタイルを取れない。

取ったイモムシタイルは自分の前に重ねて置く。
(対戦相手から取られる可能性のあるイモムシタイルは一番上の1枚。)

自分の手番にてイモムシタイルを取れなかった場合、
自分の前の1番上のイモムシタイルを場に返却する。

返却後、場の1番大きな数字のイモムシタイルを裏返す。
(裏返したイモムシタイルは以降、誰も獲得できない。
 返却したイモムシタイルが1番大きい数字だった場合は裏返さない。)

その後、次のプレイヤーの手番となる。

場の全ての表向きのイモムシタイルがなくなったらゲーム終了。

獲得済みのイモムシタイルに書かれている
イモムシの匹数を合計した値が勝利点となり1番多いプレイヤーが勝利となる。
(同点の場合は最も大きい数値が書かれたイモムシタイルを所持したプレイヤーが勝利。)


と言う訳で、ライオット氏とプレイ。

途中まで独走状態でありましたが、
場のイモムシタイルが高得点のものばかりになってきて状況は一転。

立て続けに所持しているイモムシタイルを返却する事態に。



特に30のイモムシタイルの返却が痛かったorz


ヘックメック_03



一進一退の攻防の中、ついに終局。




ヘックメック_04
左上(画面奥)Naoten。右下(画面手前)Riot。



Naotenはイモムシタイル3枚、イモムシの匹数は2+2+1で5。

ヘックメック_05


ライオット氏はイモムシタイル4枚、イモムシの匹数は1+1+2+1で5。

ヘックメック_06



なんと同点。
しかし同点の場合のタイブレークである
最大数値勝負はライオット氏が28で勝利でございました。









最初はただ、
イモムシとか5とかをダイス数に関係なく優先的に取っていけば良かったのだけれど、
場に残るイモムシタイルの点数が高くなってくると
イモムシや5をより多く獲得しなければ目標値に届かない。

そこで最初のダイス投下後に、
あえて1とか2とかの目のダイス1個だけをまず確定させたり等、
運を引き当てる為の延命策を取る必要性が出てくる。

それでも結局は運による部分なので
いくら振っても1回もイモムシが出ない事もありえる(あった)。

しかしてこれはダイスゲー特有の要素でもあり、
そこに一喜一憂するのもまたダイスゲーの醍醐味でもあります。

コンパクトなプレイ時間、シンプルなルールでガハハと笑いあえる
とてもコストパフォーマンスの高いゲームだなぁと思いましたし、
流石クニツィア先生らしいジレンマも内包していると感じました。

名作と呼ばれるゲームだけあるなぁと脱帽しつつ
コンポーネントがとても丈夫ですし長く遊んでいきたいと思いました。
(雀牌の様な質感。)


良いアナログゲームライフを。
それではまた。

 

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