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アナログゲームライフ210 Q.E.

実は去年の10月頃には所持していたのですが
諸事情によりお蔵入りしており、
そしてまた諸事情により蔵出しする事になりました。

海外から購入した「Q.E.」です。

QE_パッケージ
札刷ってますがな!


(以下、追記へ。)
 


Q.E.
デザイナー:ギャビン・バーンバウム
プレイ人数:3-5
プレイ時間:30分
対象年齢:14~



Q.E.とはQuantitative Easingの略で「量的緩和策」の事。
大和証券の説明によると「量的緩和策」とは以下。

中央銀行が、景気や物価を下支えするために、マネタリーベースなどの「量」を操作目標として、市場に大量に資金を供給する金融緩和政策のこと。
英語表記「Quantitative Easing」の略でQEとも呼ばれます。日本では、日銀が政策金利を0%近くまで引き下げても景気回復が進まなかったことから、2001年3月に量的緩和策を初めて導入しました。具体的には、公開市場操作で金融機関から国債を大量に買い入れ、銀行などが日銀に開いている当座預金口座の残高を目標額まで増加させることにしました。これにより、銀行に融資の積極化や債券などの資産購入を促し、経済の活性化を図ろうというものです。


簡単に言えば
お金をばらまいて経済を救おうって事ですね。

で、本ゲーム「Q.E.」では世界的な恐慌に見舞われた状況で
各プレイヤーは国そのものとなり、
自国のみならず他国も含めて企業を救済する目的で投資します。

最終的により多くの価値ある企業を救済したプレイヤーが勝利となります。


QE_全コンポーネント
コンポーネントはこんな感じ。


準備

・各プレイヤーが担当する国を決め、
 ビットタイル、プレイヤースコアボード、ペンを配る。
 (4人以下の場合、UK(イギリス)は使わない。)

QE_初期配布
日本を選んだなら日本のビットタイル(左下)とスコアボード(右)を配る。
スコアボード表裏が3-4人用と5人用になっている。


・インダストリトークンを裏向きにシャッフルし、
 裏向きのまま各プレイヤーにランダムに1枚ずつ配る。
 (他のプレイヤーには内容を見せない。)
 余ったトークンは使わないので箱にしまう。
 (4人以下の場合はGovernment(政府)のインダストリトークンは予め除外する。)

QE_インダストリトークン
インダストリトークンはFinance(金融)、Agriculture(農業)、Housing(住宅)、
Manufacturing(製造業)、Government(政府)の5種類が存在する。


・プレイ人数に応じて特定の企業タイルを抜き箱にしまう。
 その後、企業タイルを裏向きにシャッフルして山札とする。

QE_会社タイル
企業タイル。全21枚。
企業タイルにはその企業が存在する国、価値を表す数字、
生業とする業種(インダストリ)が記載されている。


・スタートプレイヤーを決めてThe First Auctioneer Tokenを持つ。
(QEと書かれたトークン。)

ゲーム開始

入札開始フェイズ
手番プレイヤーはオークション主催者となり以下を順に実行する。
・企業タイルを1枚めくり表返して公開する。
・その企業を救うのに適切だと思われる金額を
 自身のビットタイルに書き込み公開する。
 (書き込める金額は正の整数のみ。0は正の整数ではないので書き込めない。)

秘匿入札フェイズ
オークション主催者以外のプレイヤーは一斉に以下を順に実行する。
・各自のビットタイルに金額を書き込む。
(正の整数または0を書き込めるが手番プレイヤーが公開した
 金額と同じ金額は記載できない。)
・他のプレイヤーに書いた金額を見せない様にビットタイルを裏返し
 手番プレイヤーに渡す。

企業タイル獲得フェイズ
オークション主催者は以下を順に実行する。
・全てのビットタイルに書かれた金額を自分だけが確認する。
・最高入札を行ったプレイヤーを発表する。金額は発表しない。
(オークション主催者が最高入札者になる可能性もある。)
・落札された企業タイルの裏面に落札額を秘密裏に記入し、
 金額が見えない様にして落札者に進呈する。

*オークション主催者が落札した場合は金額を記入する所を公開する。

QE_会社タイル裏
企業タイルの裏側は金額を書き込める様になっている。


ゼロ入札確認フェイズ
このフェイズは4人以上でプレイしている場合のみ行われる。

オークション主催者はゼロ入札したプレイヤー名を公表する。
公表されたプレイヤーは以下を順に実行する。

・2勝利点を獲得する。
・自身のスコアボードに2勝利点を獲得した事を表すマークをチェックする。

*各プレイヤーは各ラウンドに1回だけ、2勝利点を獲得できる。
(The First Auctioneer Tokenを持つプレイヤーに
 手番が回ってきた際に次ラウンドに移行する。)

販売終了フェイズ
オークション主催者は以下を順に実行する。
・ビットタイルを所有者に返し、所有者は自分のビットタイルに書かれた金額を綺麗に消す。
・オークション対象の企業タイルがなくなるまでフェイズを繰り返す。
・現在のオークション主催者の左隣のプレイヤーが次のオークション主催者になる。

ゲーム終了

全ての企業タイルが落札されたらゲーム終了。
各自得点計算を行う。

企業ボーナス
所持する企業タイルに記載された勝利点を全て集計し、
自身のスコアボードに記載する。

国有化ボーナス
所持する自国と同一の企業タイルの枚数によって得られる点数を
自身のスコアボードに記載する。

独占ボーナス
所持する企業タイルの特定の業種(インダストリ)の枚数によって得られる点数を
業種毎に集計して自身のスコアボードに記載する。
*これにはゲーム開始時に配られたインダストリトークンも
 業種を持つ企業タイルの1枚としてカウントする。

多様化ボーナス
所持する企業タイルの業種(インダストリ)の種類数によって得られる点数を
自身のスコアボードに記載する。
*これにはゲーム開始時に配られたインダストリトークンも
 業種を持つ企業タイルの1枚としてカウントする。

小計
ここまでに獲得した全てのボーナスの和を
自身のスコアボードに記載する。

総支出額
所持する企業タイルの裏面に記載された落札金額の総額を求め、
自身のスコアボードに記載する。

この額を他のプレイヤーと比較して、
最も多くの金額を支出していたプレイヤーはゲームから除外される。
最も少ない金額を支出していたプレイヤーは最終ボーナス点を
自身のスコアボードに記載する。

総計
ゲームから除外されているプレイヤー以外は、
小計に最終ボーナスを加算して総計を算出、
自身のスコアボードに記載する。

総計が最も多いプレイヤーが勝者となる。




多くのゲームでは、
ゲームデザイナー自身がゲーム上にガードレールの様なものを設けている。
これはゲームの方向性を一定の範囲内に抑える仕組みとなっている。

一方、このQ.E.では、そう言ったガードレールが無いように思える。

プレイヤーはお金と言うリソースを所持していない為
1億の値を付けても良いし1円の値をつけても良いし
いずれにせよ払えてしまう。

果たしてこの無制約がどの様に機能するのか、
未プレイの現時点ではまったくもって想像できない。

しかしおそらくそれがこのQ.E.の面白い所であるはずだから、
実際の所は是非ともプレイして確かめてみたい。

良いアナログゲームライフを。
それではまた。

 

tag: アナログゲームQ.E.

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