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アナログゲームライフ217 ルート 初プレイとプレイングの難しさ

ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~
が届いた事は以前書きましたが、ようやく一戦、遊ぶ事が出来ました。

ルート_01

アナログゲームライフ216 ルート ~はるけき森のどうぶつ戦記~ 届く
アナログゲームライフ214 ルート拡張:さざめく河のけだもの軍記 届く


(以下、追記へ。)
 


ルート
デザイナー:コール・ウェールレ
プレイ人数:2-4(拡張1-6)
プレイ時間:60-90分
対象年齢:10~


今回は3人でプレイ。
僕が河民商団(拡張)、
他2名がそれぞれ猫野候国、鷲巣王朝。

このルートは派閥毎に勝利点の取得方法が違う
いわゆる非対称ゲーム。
今回の派閥を簡単に説明すると。

猫野候国
 侵略勢力。軍事化の拠点とする為に「森林」に目をつけ、
 あっというまに「森林」を占拠した。
 建物を3種類持ち、これらを建築する際に勝利点を獲得する。

鷲巣王朝
 元「森林」の統治者。猫野候国から「森林」を取り戻すべく戦う。
 古いしきたりにしばられている保守的な姿勢を持つ。
 建築したとまり木数に応じて毎手番、継続的に勝利点を獲得する。

河民商団
 「森林」での争いを聞きつけて駆けつけた商人。戦争での特需を狙う。
 自分の手札を販売したり兵士を傭兵として貸与したりする際に
 得た対価から継続的に、或いは交易所を配置する際に瞬間的に勝利点を獲得する。


勝利点のとり方が違うとは言っても、
猫野候国と鷲巣王朝は支配エリアを増やす事が勝利点につながる為、
どうしてもガチの殴り合いになる。
(他勢力はその2大勢力の間で勝利点を稼ぐ。)

支配エリアに関しては
ゲーム開始前のセットアップの時点で
全12エリア中、11エリアを支配している猫野候国に対し、
鷲巣王朝は1エリアしか支配していない。


この圧倒的有利を見す見す手放すのは具の骨頂でもあると言いたげに
開始早々、猫野候国プレイヤーが鷲巣王朝の周囲へ兵を集結。

鷲巣王朝の開始エリアの隣エリアを前線として維持する事で、
開始時に持つ膨大なエリアをほぼ手中に収めたまま
ターン進行すると言う恐ろしいプレイングを見せる。

鷲巣王朝が少しでも勢力を伸ばそうとすれば
それを叩く戦術であるので鷲巣王朝は所持エリアを増やせず、
所持エリアが少ないと鷲巣王朝固有の行動固定が非常に足かせになり
しょっちゅう内乱が勃発。

内乱が発生すると勝利点を失う特性ゆえに勝利点もまったく延びず。

河民商団の僕としては鷲巣王朝を支援して
戦争のバランスを取りたかったが、
支援の支払いが兵コマである為、
それがかえって鷲巣王朝の台所事情を圧迫。

結局、余り支援する事は叶わず、
猫野候国独走状態でゲームは集結するに至った。
(基本は30点に到達したプレイヤーが勝利でゲーム終了。)

終了時の盤面はこんな。


ルート_初プレイ_05
鷲巣王朝は最大3エリア程度しか占拠できず、終始厳しい戦いだった。


点数はこんな。

ルート_初プレイ_01

猫野候国:30点
河民商団:19点
鷲巣王朝:8点


終了時の各派閥ボードはこんな。


猫野候国
ルート_初プレイ_02
鷲巣絶対殺すマンだったので募兵所設置重視の戦術。
毎手番6体の兵コマ誕生は驚異だった。

河民商団
ルート_初プレイ_03
他プレイヤーの支配地域に交易所を建てる際は、
そのプレイヤーの兵コマ2体を消費する必要があるが、
圧倒的優位だった猫野候国が当店を利用したのは1度のみ。
よって猫コマも1体しか入手できず。
猫野候国領内には中々交易所が建てられなかった。

鷲巣王朝
ルート_初プレイ_04
まったく勝ち筋が見えなかった鷲巣王朝。


今回ワンサイドゲームになってしまった反省点として
事ここに至っては、
僕(河民商団)は間接的に支援するだけでなく、
自軍による直接戦闘を用いてでも
猫野候国を止めるべきではなかったかと思った。
(出来るだけ戦いを長引かせ、自分の得点チャンスを増やす。)

商人的支援はあくまで受動的な支援であり、
こちらから能動的に支援する事は出来ない。
また商売の門戸は猫野候国にも開かれており、
場合によっては猫野候国も利してしまう。

なんと言うか、商人のあり方と言うか、
そう言った美学の様なものを重視してしまった。

実際、攻撃に転じたら反撃対象となり、
自軍の損壊は免れなかったが、
それが鷲巣王朝が前線を押し上げる一瞬の隙になれば良かった。

商人でも必要に応じて戦う。
僕はヨルムンガンドから何も学んで居なかったのである。

ヨルムンガンド02
名作。


というわけで、ルート初プレイの感想としては、
「難しかった」これに尽きる。

ゲームメイクが適切に出来なかった自分の不甲斐なさを痛感した。

猫野候国と鷲巣王朝以外のプレイヤーは
両者の戦いのバランスを取らなければならないと言うのは
初見では中々難しいプレイングだと思う。

また、あくまで第三者として見ている限り、
猫野候国は強すぎたし、鷲巣王朝は弱すぎた。
(同じ力量のプレイヤーが1vs1で戦って、
 鷲巣王朝は猫野候国に勝てるんだろうか?と疑うくらい。)

その辺りを確認スべく、
次にプレイする機会があれば鷲巣王朝を使ってみたい。


良いアナログゲームライフを。
それではまた。

 

tag: アナログゲームボードゲームルート

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